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愛の反対は無関心!?

「愛」の反対について、昨日の講演会でお天気キャスターの正木さんは

「無関心」とおっしゃってました。

もし、愛の反対が無関心であるのなら

無関心ほどつらいものはないのかもしれません。

日本語としては愛の反対は憎です。

この分野は哲学の域に入るのでそれぞれの考え方でいいと思いますが

やはり、無関心にしても憎しみにしても生きづらさの材料になっているように

思います。

人間生きている中で関心を持っていることはこの世のわずかの事柄に

過ぎないと思います。

正木さんは気象予報士でもありますので、環境問題については当然多くの関心

があり、いろんな環境活動に取り組んでおられることもおっしゃっていました。

でも無関心であることはいけないし何にでも関心を持っていくことの大切さを

伝えていました。

わたくしは環境問題と同じくらい福祉に無関心になってはならないなと思います。

正木さんは環境問題と子育ては似ているとおっしゃっていましたが

わたくしは環境問題のことと福祉のことは似たようなものがあるように思います。

環境のことについては当事者はこの地球に生きる人すべてですから

自助・共助は結構、積極的に行われていて国や自治体もそう促しているわけですが

福祉の特に同じ生きづらさを抱えた当事者の方の自助・共助は当事者の中でも

国や自治体でもあまり進んでいるようには思いません。

環境問題でいえば自助は自ら拾うゴミ拾いのようなもので

共助は仲間同士や地域での清掃ボランティア活動。

それでも片づけられない大型ゴミは自治体の手で片づけなければなりません。それが公助。

これを福祉に置き換えれば、自助は自ら自分の生きづらさを軽くすること。

共助はそれを仲間同士やご近所さんなどと共に

仲間とともにそれぞれの生きづらさを軽くすること。

自助は決して楽ではありません。くじけそうになります。

でも仲間とともに地域とともにお互いが生きづらさを軽くしようと励ましあう。

清掃活動も一人ではできること、範囲も限られます。

仲間とともになら見違えるようになります。それが共助なんだと。

もちろん公助も欠かせません。でもまず、当事者の皆さんにお伝えしたいのは

自助・共助をないがしろにしていませんか?

公助はなにもしてくれないと不満ばかり漏らしていませんか?

そこには愛はありません憎しみです。

いまこそ、無関心にならず愛をもって自助・共助に向き合ってみませんか?

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2017年07月28日(金)京丹後市大宮町「つねよし百貨店」にて

大人の凸凹Fridayプレ開催 詳しくは当会ホームページ

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地域医療・福祉、当事者会・家族会活動等に携わられる 皆さま、並びに当事者さま・家族さまへ いつもお世話になっております。 発達障害当事者で丹後地域で大人の発達障害の自助グループ「丹後地域当事者サークル よさの大人の凸凹の会」を主宰しております、藤原です。 皆様にお知らせがあります。 わたくし6月より丹後の凸凹個性家 『Kay(ケイ)』として丹後で個人活動をすることにしました。 それに伴い、「

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