災害と発達障害とヘルプマーク
- よさの大人の凸凹の会 藤原
- 2017年7月9日
- 読了時間: 3分

この度の九州北部の豪雨災害の被災地域のみなさまにお見舞い申し上げます。
災害時の障害者への支援が遅れているということが災害が起こるたびに
指摘されています。
有事の時こそ「自助・共助」が求められるわけですが、身体障害の方
知的障害の方は見て支援を必要としていることがわかります。
でも、発達障害の当事者の方は見ただけで支援を必要としているか分かりません。
障害者問わず、災害時は誰だってパニックに陥ります。また身内の方などをなくした場合
精神的ダメージでどんな人でも精神的に大きな影響を与えます。
また、災害の恐怖がトラウマとなり普段では考えられないような人が変わったかのような
そういう精神状態になることも考えられます。
そういう中で発達障害の当事者まで気を向けていることは難しいんじゃないかなと
思います。地域で発達障害への理解が進んでないとしたらなおさらです。
そこで一つの妙案。ヘルプマークです。
(京都府HP「ご存じですか?ヘルプマーク」より引用)
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
街中や公共交通機関など生活の様々な場所で、周囲からの配慮を必要としている方がいます。 ヘルプマークを身に付けた方を見かけた場合は、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
ただ、ここで一つの疑問が生じます。発達障害者はヘルプマークをしていいの?
「外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々」とあるので
発達障害はヘルプマークの対象ととらえていいと思います。
普段からヘルプマークをつけるほどではないという発達障害の方も非常持ち出し袋に
ヘルプマークをつけておくことで避難所での配慮ではヘルプマークを付けてない方
よりも心配して声をかけてもらえやすいという利点はあると思います。
発達障害の人はコミュニケーションの苦手さや感覚過敏など避難生活での
しんどさは大きいと思っています。
災害に備えて、地域で発達障害、そしてヘルプマークのこともっともっと
広めていく必要があると思います。
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2017年07月28日(金)京丹後市大宮町「つねよし百貨店」にて
大人の凸凹Fridayプレ開催 詳しくは当会ホームページへ
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2017年08月10日(木)与謝野町内福祉事業所で居場所第2弾開催へ
詳細は近日お知らせします。
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