思いを共有『凸凹しぇあはあと』に込めた思い
当会では、昨年の7月から月一ペースで紙媒体の会報
「凸凹ニュースレター」を発行してきました。
本日がそのvol.9を発行、特別号を含めれば10号発行してきました。
ですが、そもそも当会を知らない人は発達障害に関心のない人には
読んでいただけないものでした。
そんな中、新年度方針として当事者メディアとしての活動をしていくこと
を発表しました。そして、同人誌的なマガジンの制作について説明させて頂きました。
そのマガジンがいよいよ4月、第0号、
トライアル版として発行できそうな見通しとなりました。
タイトルは「ピアサポート・セルフヘルプ&心のバリアフリーマガジン
『凸凹しぇあはあと』」です。
全国の当事者会でも会報を発行している当事者会はありますが
マガジンを発行している当事者会はそうないと思います。
なぜ、今回『凸凹しぇあはあと』発行に至ったのか?
それは、ピアサポート・セルフヘルプそして、心のバリアフリーを
啓発していく必要があると感じたからです。
そのためには、ネットの媒体でもない紙媒体でのマガジンを作る
ことを思いつきました。それはやはり、当事者が製作されている
雑誌「きらり。」の影響もあります。
先日、日本財団の障害者の「働く」を伝えるマガジン
『WORK+』(ワークプラス)の試作版のvol.0号が届きました。
一般の人にも読まれるものを目指すということで様々な取り組みが
紹介されています。表紙など一部はモノクロの写真で訴えかけてきて
読み進めるとカラーで視覚的にも訴えかけてくるそんな雑誌に仕上がっています。
『WORK+』(ワークプラス)のようなそんな立派な雑誌は作れませんが
凸凹ニュースレターよりもいろんな情報があって視覚的にも読んで楽しい
まさに「ピアサポート・セルフヘルプ&心のバリアフリー」を体現できる
そんなマガジンにできたらと考えています。
タイトルにもあるように、このマガジンを通じて思いを共有できる
ラジオのような双方向のメディアにしていきたいそういう思惑があります。
なかなか当事者会に足を運べない方々にも読んでいただくだけで当事者会
気分を味わえ、さらに支援者などを頼らず自らで様々な問題への対処への
手助け、セルフヘルプになればと考えています。
『凸凹しぇあはあと』はまもなくお目見えして、部数は多く作れませんが
みなさまの目に触れる機会が来ることを楽しみにしています。
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すべて表示地域医療・福祉、当事者会・家族会活動等に携わられる 皆さま、並びに当事者さま・家族さまへ いつもお世話になっております。 発達障害当事者で丹後地域で大人の発達障害の自助グループ「丹後地域当事者サークル よさの大人の凸凹の会」を主宰しております、藤原です。 皆様にお知らせがあります。 わたくし6月より丹後の凸凹個性家 『Kay(ケイ)』として丹後で個人活動をすることにしました。 それに伴い、「