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【言葉についての戒め】「人間関係について考える。」

土曜日(昨日)の朝、KBS京都ラジオで

「川村妙慶の心が笑顔になるラジオ」の放送が

あり、放送は以下のリンクから聴くことができます。

【リンク】

川村妙慶の心が笑顔になるラジオ | KBS京都ラジオ | 2018/03/24/土 08:00-08:30 http://radiko.jp/share/?sid=KBS&t=20180324080000

放送の内容を書き出してみます。

人間は言葉という栄養が欲しい

この人とお話をしていると何かを得たな

また「共感できたな」って思ったときに会話は楽しくなる。

妙慶さん曰く「言葉のきつい方は苦手」。

「ズケズケと言われると言葉って残る」「傷つくもの」

そこで妙慶さんは良寛さんの「言葉についての戒め」を紹介します。

良寛

良寛(りょうかん、宝暦8年10月2日〔1758年11月2日〕 - 天保2年1月6日〔1831年2月18日〕)は江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。号は大愚。

一・言葉の多いこと

言葉をただ並べ立て、話してしまうと聞いている人はつかれてしまう。

二・話の長いこと

言葉はキャッチボール。自分の言葉というボールを相手の胸に投げる。

その受け取ったボールを相手に投げる、会話も一緒。

「話たなぁ」と思ったら今度は聞き役(受け止める)へ。その繰り返しが大事。

一方的ボールを投げつけてしまう、きつい言葉なら相手は受け止められない。

話が長くなったと思ったら、「ごめんなさい」とそして「あなたはどう?」

と問いかける。

三・手柄の話をすること

表彰・合格などを自慢したくなることは誰にもある。

二・のようになると相手はつらくなる。

相手にはつらい時があるかもしれない。聞く余裕がないかもしれない。

相手の表情を見ながら話ができればいい。

四・自分の生まれ、身分の高いことを人に言わない。

高いかどうかは相手が判断する。

相手に判断してもらうのが一番いい。

五・人がものを言い切らないうちにものを言うこと。

言葉を取ってしまう。取られたほうは最後まで聞いてくれなかった・・・

人の言葉は最後まで聞きましょう。

どうしても時間がないとき、「最後まで聞きたんだけど

その話後で聞かせてもらえない?」とアフタフォロー。

六・たやすく約束をするのはよくない。

その場の雰囲気で約束をして首を絞めるのは自分。

七・人に物をやる前に「何々やろう」とは言わない。

プレゼントを渡す前に淡々と「高かったのよ」とか

「感謝してよ」などとは言わない。

渡す気があればさっさと渡そう。

八・物をやったことを他人に言わない。

グループLINEのことを取り上げ、

「どうせなら私だけ一人に言ってほしかったな。」

とエピソード紹介。

言いたくなることはあるけれども

逆にそのことによって寂しくなることも。

九・心にもないことを言わない。

思ってもないことをべた褒め、大げさに言うことは

見抜かれる。肝心な時にはビシッと伝わらない。

人の温かみに人は寄ってくる。

言葉は技術ではありません。

好かれる人はホッとできる人間である。

どうせならあったかい言葉を伝えたいものです。

と妙慶さんは締めます。

そのあとに、槇原敬之さんの「遠く遠く」

が流れるわけですが、どう思いを伝えるか

この歌詞からも伝わってくるものがあります。

新しい春がやってきます。この機会に

「言葉についての戒め」自問自答するとともに

好かれる人に少しでも近づけたらと思っています。

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