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タブーに向き合えタブーを覆す場が欲しい!


5月4日に『みんなの家みたいな居場所づくり〜アイデアをよせ集める編』が

京都の伏見で開催とのことで、凸凹視察団第3団(弾)として視察を予定

しています。

凸凹フューチャーセンターの主宰さまはFacebookで

どんな場所にしたい?どんなことをしたい?

誰まで会える場所ならみんながいきやすくなる?

誰かに助けてもらうのではなく、みんなで一緒につくっていく、

主体的な成長するコミュニティができたらいいな…とこの企画をスタートします!

未来の見えない今だからこそ発達凸凹の能力が社会に貢献する日が来る気がしています。

まずは2020年を目標に。

みなさんの力を、アイデアを必要としています!

とメッセージを投稿しています。

わたくしは、その問いに対して考えました。

当日現地で伝えてもいいのですが、一旦この場に思いを綴っておきたい

そう考えました。当日うまく説明できなくてもブログを読んでいただければ

伝わるかなと。また、多くの方が関心を持っているプロジェクトであるから

こそ、事前に思いを伝えておいたほうが、当日議論出来たらなという

問題提起の意味も込めています。

わたくしがしたいこと(欲しいもの)はズバリ!

「タブーに向き合える場(づくり)」です。

「タブー」とは何か?

それは、言ったりやったりしてはいけない。法度のこと。

発達障害の当事者会でタブーとされていることは

二つ言えます。

出会いと性」です。

恋愛や結婚については当事者会でも議題としてあげられるように

なってきました。

ですが、当事者会を出会いの場にすることはタブーなのです。

また、恋愛や結婚について語れても性のことについてはこれまたタブーです。

このタブーについて先日2つのネット記事をFacebookでシェアしました。

2018.04.26 Plus-handicap

障害者だって恋愛したい!とか言うけれど。障害者の恋愛って何が問題なの?

2018.04.30 東洋経済オンライン

27歳、発達障害で性依存に陥った彼女の真実

「当事者が悩みについて話せる場を作りたい」

この2つの記事はここでいうタブーについて触れている記事です。

前者の恋愛の記事は性の問題についても触れているなかで

その解決については社会的スケールでなく個人的なスケールとして

解決していくことと提言し、

「(引用)障害の有無に関わらず、自分の悩みを素直に打ち明けられるひとほど、

周囲との人間関係がうまくいくような印象を覚えます。

自分自身の悩みや不安をさらけだすことも、

いい結果につながるのではないでしょうか。」とまとめています。

一方後者の記事は、性について語れる場を作っていくことが必要。

性について語りたい人だけが集まるのはそれはそれで同士の距離感

の問題が生まれてくるのだそう。

障害の有無分け隔てなく、タブーなことも語り合える場、それは

タブーなことに向き合える場であるということではないかと思います。

皆が皆、タブーなことを語りたいわけではないし(みんなが語りたい ことなら、タブーではないことだろうから・・・)

でも、ピアサポートにおける言いっぱなし、聞きっぱなしのルールに従えば

タブーな話題にも踏み込めれるはず。

つまり、タブーなことをオープンに話したい人もいれば、そんな

タブーでオープン(?)な話を逆に聞きたいという人だっているわけで、

なら話し手と聞き手に分かれてやってみたら意外とできるんじゃないかな

と思うのです。

また、「出会い(特に異性)の場」というのもトラブルを避けるために

禁止している当事者会も多いです。

ところが、発達障害の当事者にとっては出会いの場が少ないわけで

それをタブーとされてしまうとホントに出会えなくなってしまうのではと。

それではホント萎縮してしまうのかなと。当然、出会いを推奨するわけ

ではありませんが、でもそこもタブーに向き合っていく必要がある

のではないかと感じるのです。

地域の婚活イベントにも出会いに苦手さを抱える発達障害の当事者が

参加しているケースも伺えるようで、なら尚更、「当事者による

当事者のための出会いの場」は必要であるのではないでしょうか?

もちろん、定型発達の方にも出会いを求めてもらえる

発達凸凹の出会いの場は面白いかなと思います。

以前から、言っているように「きっかけや気づきが必要」で

そのためにはやはり、「タブーに向き合って、タブーを覆す」

ことが必要であり、そういった場を作っていく必要がある

そう感じます。

凸凹フューチャーセンターさまいかがでしょうか?

また、当日具体的に話せたらなと思っております。

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