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「迷惑」の裏に隠されたものとは?

アート活動をしながら、福祉施設の広報をされておられるという

方とお会いしてきました。

福祉施設の広報なのにアート活動つまり、畑違いの方が

福祉に携わるというとても斬新かつ画期的なことに感銘を受け

お声がけをさせて頂きました。

広報ですからいかに多くの人に伝わりやすく、伝えていくか?

そのためには、アートはもってこいで、どの業種にもマッチング

しているような気もします。

さて、アートで福祉をどうしたいのか気になるところではありますし

凸凹の会が一体何をしたいのかそれも気になりますよね。

一冊の冊子を頂きました。その巻末にはこう書かれています。

誰かに迷惑をかけながら生き延びる場面をつくる

これだ!と思いました。

人に迷惑をかけないひとはいません。

どうしても迷惑というとネガティブなイメージがありますが

人間ですから、体調を崩すことだってあるし、ケガをすることだって

障害を負うこともあります。

(以下は本文の一部を抜粋しつつアレンジしています)

「子育て中の母親」「高齢者」や「障害者」、そういう人たちが

社会から隔離されているように見えるのは、

「周りに迷惑をかけている」だからだろうかと訴えかけています。

もっと互いに迷惑をかけたりかけられたりしてもいいんじゃないか!!

「迷惑」の裏にこの世で一番キラキラした秘密が隠されていたり

するものでと結んでいます。

確かに発達障害、周りに迷惑をかけていると思い込み、当事者は

萎縮していないでしょうか?

わたくしは、まさにこのパターンに当てはまっていて、

「迷惑」の受け止め方も変わってきてしまっているので

尚更、萎縮してしまっているのです。

子ども園のはしゃぐ園児たちの声さえも「迷惑」といわれる

(一部でしょうけど)時代ですから、ささいなことにも

気を張ってしまうのです。

もっと互いに迷惑をかけたりかけられたりしてもいいんじゃないか!!

という一文には、肩の荷が下りるというか「そだねー」

ホント言いたくなります。

カーリングのチームなんてまさにそうなんじゃないかなと。

互いに迷惑をかけたり、かけられたりなくしてチームワークは

生まれないと思います。

「迷惑」の裏にこの世で一番キラキラした秘密

この世で一番キラキラした秘密その言葉にも惹かれます。

「迷惑」と単にとらえるか、ありがた迷惑とあるように

その迷惑って裏返しはとても素敵なことなんだと思います。

「これって迷惑!?」って聞くことがあります。

それにたいして相手は「いやいや大丈夫だよ!」と

優しくいってくれるとするでしょう。

発達障害の当事者にとっては相手が本心で言ってくれている

のか、嘘で言っているのかわからないことがあります。

結局お互いが気を遣ってしまうのです。

もっと互いに迷惑をかけたりかけられたりしてもいいんじゃないか!!

この一文は、本当のピアサポートのあり方かなと思います。

誰かに迷惑をかけながら生き延びる場面

「迷惑」の裏にこの世で一番キラキラした秘密

ここに向き合えるということは、当事者に欠けている

ところかもしれない、わたくしなんて特にそう思うから

周りを見ても気を遣ったり、媚び売ってたりそんなの

要らないんですよね。

どーんと構えたいんですよね。

迷惑をかけたっていいんじゃないか人間だもの。

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